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夜が寒い

ゴールデンウィーク前後何だか忙しかった。
祝日無関係なシフト制だとそんなもんです。
公休も色々用事だか何だかでまともにダラダラ出来なかったからな……数時間くらいダラダラしないと休みじゃないと思う様になった昨今。
いや、それでもまだタフな方だと思ってる仕事柄。

そしてLG2期そして映画化おめでとうございますアンド万歳ー!! 
待ってた! 本当待ってた!!
早くあの格好良いOPとか音楽とかを拝みたいものです。勿論秋直も。
そしてQ.E.D.のDVD化もおめでとうございます。
特典映像とかあるんかなー。サイトの感じだとわりとサービス精神旺盛な気がするんだがどうなんだろ(笑)。

西の善き●女(変な伏せ)を今更ながら漫画本で読んでます。
……ルーン………!!(笑)
ファンタジーは余り得意ではないんですが、ルーンがとても良いと思います。自覚したら(する前も)平然といちゃこいてる二人は何故だ、何だあのいちゃいちゃなのにあてつけ感もうざったさも無い感じは(笑)。
結末が気になるので近い内ネカフェへ行きたいと思います。



唐突に以下、htmlで途中まで書いてた筈なのに見つからないネタをここで投下。本当どこ行った。

*****

 低く、耳元を撫でていく声だ。所在の判らない心と言うものが温められる気がする。瞑った瞼の裏では、彼はいつも困った様に笑っていた。
(気を揉ませてばかりいたからな)
 それでもその人の目は逸らされることはなく、嫌悪に縁取られることもなかった。



林檎と海の末裔



『アーデさんアーデさんっ、ちょっと困った事になっちゃいましたです!』
「どうした?」
 焦った声は手元の機器から沸いている。まだ幼い、高い声色。稚い容姿の割りに優秀な少女がやたらと慌てている。その事実にティエリアの返答は速かった。
「分かった、今からそちらへ行こう」
 お願いします、を十分に伝え切らぬ内に通信は早々に切られた。余程に切羽詰まっているらしい。丁度彼もブリッジへと向かうところだった。歩調がやや速められる。
 ふう、と肩を上下させる吐息に不快の匂いは混ざらなかった。それどころか、上げられた貌は口元に柔らかく笑みを刷いてすらいる。そんな人間臭い仕草に、ティエリアが自身で気付いてもう日も浅くない。周囲で目にしている誰より先に、彼自身が認識していた。
 何度も言い聞かせられた言葉がある。以前、四年前はその度に反発していた。僕を一緒にするな、と。
(僕は、人間だ)
 戦いの最中、自分自身で辿り着いた。今はそれを嬉しくも誇りにも思っている。彼と同じ、人間。
 ミレイナと話をしていると、あの頃の彼もこんな具合に感じていたのだろうかと、頭の隅でティエリアは考えた。いや、もっと苦労は絶えなかっただろう。何せ彼はティエリアだけではなく、四年前の刹那やアレルヤの世話も焼いていたのだ。ミレイナ一人の比ではない。そんな事を追想すると、ティエリアは可笑しくて堪らなくなる。
 以前のティエリアならば、子供臭さの濃いミレイナの言動に自分を棚に上げて眉を寄せていたのだろう。しかし今は、人懐っこく笑い掛けてくる少女を可愛らしく思える。そんな自分が、また更に可笑しい。
 ふと、懐かしい声の幻が頬を掠めていった。しょうがないな、と言いたげな体温で武骨な掌が頭を撫でる。苦笑は柔く、眼差しは慈愛に満ちて。
 情けなくも子供だった四年前、それでもいつしか自分たちは仲間になっていた。彼が、全て繋いでくれていた。目覚めさせた。
 あの時の彼と同じ事をしようとしているのか、ティエリアは自分でも判然としなかった。自分には彼の様な真似は出来ないと弾く思考もあり、しかしまた、このままではいられないと感じている己もいる。刹那と合流した今、これからだ。
 そう自覚し直すと、その度にうっそりと首を擡げてくる存在がある。眼鏡の奥でティエリアは目を眇めた。緑の制服を纏った、長身に緩い巻き毛。刹那の連れて来た新たなマイスター、彼の半身。
 確かに刹那の言う様、彼ほどもう一人のマイスターとして相応しい補填人材はいないのだろう。実力云々を判じるべきなのは承知しているが、全くの似ても似つかぬ別人に来られても違和は沸き起こる。
 それでも、ともすればティエリアは口をついて出そうな台詞を抱えていた。余りに子供の発言に過ぎて、とてもではないが口を割れない。
(こう言うことを、「修行が足りない」と言うのだろう)
 ――それは貴方の色ではない、などと。
 何にしても、ティエリアにはライルと言う男の軽薄な言動が鼻についた。かと思えば、存外に無味乾燥な一面も見せる。彼とは似ていない、安定しない、鼻持ちならない。それがティエリアの、ライルへの印象だった。だが例えば、刹那が連れて来た人物が容姿だけでなく内面も彼と似た者だったとして、それはそれで素直にティエリアが受け入れられたか否かは断言出来なかった。
 思考がそういった堂々巡りを終えた頃、ティエリアは深く息を吐き出す。落ち着け、と声にのせて唱えた。
(我儘や癇癪は子供のする事だ、今更そんな真似をしてどうする)
(受け入れろ、理解しろ。少なくとも出来るよう努力を――彼の様に、広く)
 そんな言い聞かせは、ライルから人を揶揄する台詞が出る度にぐらぐらと揺れる。落ち着け、とまた繰り返しながら、引き攣った顔の下でティエリアは生前の彼の苦労を思い知るのだった。
 彼からは沢山のものを教えられ、与えられた。それは何物にも代え難く、今となってはティエリアを支え、構成する多くにもなっている。感謝している。思慕は募るばかりだ。
 出来得るならば、彼自身に返したかった。それはもう叶わないから、ならば仲間にへ、と考えた。その「仲間」の区画には、当然彼の半身も類される。仲間だと思っていない訳ではない、認めていないのでもない。
(しかし、合わないと言う事もあるにはあるだろう!?)
 ティエリアは誰かに同意を得たかった。刹那辺りなら或いは――そこまで考え、駄目だ駄目だこんな事では駄目だ、と首を振る。考え直すが、途方も無いには違いないとしか、この時のティエリアには思えなかった。

 だが、「その時」は訪れるものだ。奇しくも哀しく死を連れ、ライルの慟哭の傍ら、ティエリアは深く謝辞を抱く。




*****
続く。……多分。いや、構想はある(汗)。
何故だか今になって00、アーデと双子。いや兄貴? どっちでも。
いや、私にB/Lは無理ですけどね! この程度の、友愛とか信愛とか親愛とかなら! 寧ろこの人らは雛と親鳥とか!
大分早いけども、某嬢への誕生日フライング、ってことで……こそっと言っておこう。おめでとー! 早いけどー。
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